「メタフレーム接続時に数分程度で接続が切れる」
クライアントからメタフレーム接続時に数分程度、何の入力もしないだけで接続が切れます。
メタフレームサーバーの設定では30分になっています。
切れなくする方法はありますか。
回答
環境が、WebInterfaceを使っている場合で、Lan等のイントラネットからファイアーウォールや
ルーターを介する場合に発生することが多いようです。
通常、httpやhttpsポートは持続的接続ではありません。リクエストが終わると切断されます。
ファイアーウォールやルーター等の設定は、数分で切断する設定になっているのが通常です。
数分に1回以上で何らかの通信を行えば持続されます。
アプリケーションサーバーのレジストリを設定しましょう。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Citrix
にある、以下のレジストリ設定をします。
IcaEnableKeepAlive REG_DWORD:0または1
0の場合、ICA KeepAlive機能は無効になります。
1の場合、ICA KeepAlive機能は有効になります。
Service Packをインストールすると、IcaEnableKeepAliveは1に設定されます。
ICAKeepAliveInterval REG_DWORD:<秒数>
このパラメータは、セッション維持のためのMetaFrameサーバーへの
応答パケットの再転送間隔を設定します。
MetaFrameサーバーは応答パケットを受け取った後は、
再びICAKeepAliveInterval の値によって、
次回のICA KeepAlive再転送までの時間が決まります。
再転送に対する応答パケットを受け取らなかった回数が
TcpMaxDataRetransmissionに指定されている回数に達した場合、コネクションは切断されます。
IcaEnableKeepAlive値が1の場合、
ICAKeepAliveIntervalがICA KeepAliveがクライアントに送信される頻度を制御します。
特定のHotfixをインストールすると、IcaKeepAlive間隔が60秒に設定されます。
ICAKeepAliveIntervalが定義されていない状態で、
IcaEnableKeepAliveが1に設定されている場合も、デフォルト値は60秒になります。
デフォルト値:60秒
注意:
レジストリ設定で失敗すると、最悪、OSが起動しなくなります。
慎重に行いましょう。また何らかの不具合が発生しても、当方は一切責任を負いません。